徐々に日差しも強くなり、夏が近づいていることを感じております。
日本初の緊急事態宣言が解除される中で、ここ山梨県においては感染拡大防止への協力要請が継続することとなりましたが、その一方で人の出も増え始め、「新たな日常」と言われるものが構築され始めているように思います。そのような状況下で、我々を含む各種団体おいても、これまで現状を総括し、これからの活動を模索する動きが始まっております。
ひと月以上にわたる強力な社会活動の自粛、そして問題が解決したわけではない現状は、私たちの心にとって呪縛のようなものを残しているのではないでしょうか。感染拡大防止、感染リスクへの対策は、引き続き社会の一員としての義務ではありますが、諦めるため、始めないための言い訳としても多く使われるようになってしまっているように思います。火が消えかけた物事を再構築や再スタートするには、踏み出す意思と力が必要です。本年のスローガンは「心を燃やせ」と定めております。引き続き制限のある活動とはなりますが、共感も成果もまず自身の情熱から始まるものであると信じ、この地域のために全力を尽くさせていただきます。
また、先月の所感で触れさせていただいた写生コンクール、「第44回山の都親子ふれあい写生大会 親子ふれあい写生コンクール」につきまして、皆様ご応募いただきありがとうございました。例年においては各小学校、幼稚園等にチラシ配布のご協力をいただいておりましたが、本年は新型コロナウイルスの影響によりチラシ配布が難しく、その中で各種報道や本年絵の展示場所としてご協力いただく株式会社オギノ様のご協力を賜り、155枚の応募をいただくことができました。ご協力にあらためて感謝申し上げます。そして、先日受賞作品の選定をいただくにあたり、提出いただいた子どもたちの描いた大切な場所や大切な人々の絵を見ることで、多大な元気をいただくことができました。全作品、月末の6月29日より7月の5日まで、オギノリバーシティショッピングセンター1階にて展示予定です。是非とも感染防止に留意しつつ、ご覧いただければと思います。また、6月27日にラザウォーク甲斐双葉店のラザコートをお借りして表彰式を行い、その日より1か月間、山梨交通株式会社様にご協力いただき、受賞作品を掲載したラッピングバスが走る予定となっております。地域の皆様にご覧いただき、元気の種となれば幸いです。
世界的にはコロナウイルスの影響は日本以上に収まっておらず、暴動や国際的な不和等、さらに私たちの生活におけるリスクもまだ決して小さくはありません。しかしながら、まずはこの山の都のために私たちができることを、少しでもこの地域がよい方向に進めるよう、できることを為してまいりたいと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。
最終理事会が開催されました。
12月19日(土)に2020年度(社)甲府青年会議所 最終理事会がホテル談露館のクリスタルにて開催されました。今年度おこなった例会・事業の報告の審議をはかり、すべての議案が審議可決しました。 最後に理事役員全員で挨拶を行い、今年のスローガンの横断幕に全員でメッセージを書いて細田理事長に渡しました。 本年度の(社)甲府青年会議所の活動にご協力ご参加いただいた地域の皆様、会員の皆様に感謝を申し上げます。引き続き、2021年度の活動にも変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。...