広報担当者に聞く!山梨企業の広報活動 第二週目 きものあさ川様

山梨県内の企業の広報活動について紹介する特別企画。

 第二週目は、呉服販売の「株式会社きもの あさ川」様の広報活動についてお話を伺います。

株式会社きもの あさ川

浅川 雄一郎 さん

新聞のテレビ欄でよく「きもの あさ川」さんの広告を出されてるのを拝見しています。
あの広告は毎回掲載依頼をされているのですか?

 

浅川
新聞のテレビ欄の広告に関しては、スペースが開いた時に決まった内容の広告を掲載していただくような契約をしています。
そのため、こちらの希望のタイミングで掲載されるわけではないですが、その代わりにコストを抑えていただいています。

 

テレビ欄以外ではどのような媒体で広告を出されてますか。

浅川
FM FUJIさんのラジオでの広告やParuPiさん、Linkidsさんに掲載させていただいています。
あとは、山梨県の広報誌である「ふれあい」さんに、1月、4月、8月の振袖の需要が多い時期に裏表紙に広告を掲載させていただいているのが大きいですね。

 

県の広報誌ともなると、一般紙とは違った形の広告を出されているのでしょうか。

浅川
そうですね。「成人式のことならなんでもお任せください」というイメージを定着していただけるようにアピールする内容になっています。

実際に広報誌に出されている広告の画像

着物業界だとその年ごとのトレンドや傾向などもあるかと思いますが、どのくらいリサーチされていますか。

 

浅川

実は年々「振袖」と言う言葉が通じない人達が増えているんです。

それは意外ですね

 

浅川

「振袖」と言う検索ワードで引っかかるようにSEOキーワードをホームページに設定しているのですが、最近は「成人式 着物」と検索をかける人が多くなりました。なので、それに合わせてこちらもキーワード設定を変更したりしています。そういった変化もリサーチすることで感じ取っていますね。

  

それまでは当たり前だったキーワードも、その時々によって変わってくるということですね。

広告以外ではどのような広報活動をされていますか。

 

浅川

広報と言って良いのかわかりませんが、中学校、高校、大学の吹奏楽部や同窓会の寄附金のお願いなどはお断りしないようにしています。「地域を盛り上げよう!」としている人達に対しての協賛は惜しまない姿勢です。

 

きもの あさ川さんはメディアで取材されているのもよくみかけますが、取材してもらうようなアプローチはどのようにされてますか。

浅川
着物や振袖の展示会・新作発表会がある時にはプレスリリースをかけています。
これに関しては、戦略的というよりは毎回お世話になっているメディアの方へのお知らせという意味合いの方が強いです。
ですがこちらからの働きかけとは別に、お正月番組で着物を着たり、夏祭りの浴衣のトレンドについてなど、着物に関する内容で取材をしていただく事は多いです。プレスリリースで常に会社の情報を発信し続けているので、何か着物のことで知りたい時、困った時などに「そうだ、あさ川さんに聞いてみよう」と別の形で取材に繋がっているのではないかなと思っています。

 

着物を購入された方向けの撮影スタジオ「Studio Fine」の運営にも力をいれられています。

インターネットの広報はどのように対応されていますか。

 

浅川

一般呉服に関しては普段から着物を買われている方へのお知らせなどが主ですが、インターネット上の広報は成人式関連の内容に絞って発信しています。主にfacebookとInstagramですね。着物を実際に買うお母さん世代に向けた内容はfacebook、娘さん世代の方向けにはInstagramと、用途を分けて運用しています。TikTokを使った動画広告なども始めたいなと考えています。

 

世代の違いを意識した展開をされているということですね。

検証にも時間をかけているのでしょうか。

 

インターネット媒体の広報はかなり細かく検証しています。

「こっちの文字を使った方が反響がいい」「この文字の方が多くクリックしてもらえている」といった具合で文字単位のレベルで検証してますね。

 

細かい検証をしているという事は、それだけインターネット広報の効果が実感できているという事ですね。

 

浅川

そうですね、ものすごく実感できます。facebookで記事でホームページに誘導されて、そこからの問合せで反響が分かりますね。

 

きもの あさ川のホームページとInstagram

最後に、広報を行う上で心がけている事はありますか。

 

浅川

紙媒体の広報に関しては、「費用対効果を考えすぎない」事ですね。

例えば、「新聞に記事を出しました、そこから何人が来ました」ということを検証して、「この媒体は効果がある、この媒体は効果がない」と精度を高めていくのが普通だと思います。展示会のお知らせなどは来場者数などで反響が分かりますが、先に述べたようなイメージ戦略に関しての反響は正直わからないです。しかし、お客様の中で蓄積されて、いざ着物を買おうとなった時に、一番最初にあさ川の名前が出るようにするため、イメージを持ってもらうことを目的にしています。なので、一回一回のPRの効果を考えた活動をしようとすると、毎回の費用ばかり気にしてしまって、だんだん何もできなくなってしまうんです。

 

「きものあさ川は振袖を通してご家族の幸せと笑顔を全力で応援します」というメッセージを届けることを第一に、これからも活動していきたいと思います。

 

次週は、甲斐夢小路を運営されています(株)タンザワ様の広報活動について紹介します。

 

2020年7月16日に中小企業や個人事業主を対象として広報セミナーを(社)甲府青年会議所公式ホームページにて生配信いたします。メディアに露出する方法やプレスリリースに関するコツなど、専門の講師を招いて講義を行いますのでそちらも是非ご覧ください。

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